重い一歩目
一歩目の不安
人間誰だって何かしら初めてすることというものは存在している。所謂「はじめての○○」というやつだ。初めてやることにも、簡単にできることや自然にできるもの、はたまた、やろうと思ってもできないことややりたくないものなど様々なタイプに分けられると思う。
その中でもやりたくないものに関しては、年を重ねるほどに増えていくものだと思う(中にはこういったものは全くないという人もいるかもしれないが)。
なぜ、年を取ると物事に取り組むことが億劫になってしまうのか。その理由の一つに変化を拒むというものが挙げられるはずだ。
自分を取り巻く環境が変化すると、その変化を受け入れる、または反発するなどの何かしらのアクションを起こす。アクションを起こすためにはエネルギーが必要となる。幼いころであれば必要に迫られて何も考えず、無自覚に行動できていた。しかし、年を取るということは経験を積むということであり、いろいろな方法を考えられるようになるということとなる。
つまり、現在の状態と、新しい環境へ変化することによるメリットとそれに伴う消費エネルギーとを比べるための頭が備わるということである。
この時に、人にもよるが、未知の変化をする際にリスクヘッジをすると思うのだが、この作業中に無意識のうちにメリットを上書きするほどの言い訳がなされてしまうのである。
無意識下の言い訳をしてしまったが最後、新たな一歩目を踏み出す可能性をつぶしてしまうのである。
では、どうしたらよいのであろうか。
あいにくと、上記の内容は自分のことであるので解決策というものは持ち合わせていないのである。
それゆえに、どうやって思い切った行動を起こせるようになるのかを考えてもわからないという堂々巡りを起こしてしまっている。
ブレイクスルーを探す日々である。