太一のブログ

基本日記を書いていきます。

考え方のお話

情報の偏食に注意

最近、自分のツイッターのフォロワー関係によって、タイムラインが現政権の批判ニュースであふれかえるようになった。正直言って、自分は政治に関してどっちよりとかはないのだが、こうも批判的内容の記事ばかりが目に付くようになると否が応でも現政権批判寄りになってしまう。自分でもこうなっていることは実感できている。さすがに事実無根で言いがかりのような記事にはあまりなびかないが、テレビで報道されている出来事を別の視点から批判している内容を見ると、なるほどと思うこともある。

ただ困ったこともあって、既存マスメディアという、情報のソースとしては一定の信頼性があるメディアの情報を根本から疑うようになったのである。おそらく、言いがかり的な批判といったものはこういったところから起こるのであろう。

 

こういったように、情報社会において一つの出来事に対して何通りもの見方というのができる環境になった。その中から自分にとって都合のいい事実を全体の認識としてしまいがちにならないように気をつけたいと思った。

 

 自分の意見を持つことの大切さ

上記のように、批判的な情報を取り入れることで多角的なものの見方ができるようになるというメリットがある一方で、自分の考えをはっきり持たず、盲目的に情報を信じてしまうようになると、ありもしない出来事を本当のこととして拡散してしまうようになるというデメリットもある。

このデメリットはリテラシーをしっかり身につけられている人であれば全く問題はないのだが、大多数はそういった情報の取捨選択の能力を身につけられていない。さらに、そういった紛らわしい情報は本当のことの中に少しのウソを混ぜ加えることで、拡散されやすいようになっている。

また、書いてあるニュースは正しいが見出しが釣り見出しとなっていて、受け手がミスリードして情報を拡散すると発信元が意図するところとは違う形で記事が拡散されたりもする。

 

こういったデメリットは、ほかの記事や自分の意見と比較対象を行わないことによって発現してしまうと思う。だから情報を受ける際にはしっかりと自分の意見をもって、比較することで正しく情報を理解しようとするべきだと思う。

 自分の知識に慢心せず、客観視できる視点を身に着けたいと思うわけである。