「帰省」 その3
米と酒ときゅうりと。
最初に
別にさぼっていたわけではないのだが、更新の時期が空いた。自分がやりたいときにやっているブログであって、三日坊主というわけではない。だから見てくれている人は、ブログが上がったときには温かい目で見てほしい。
それでは本題に。
新潟といえば
まあお米である。あとチューリップ(誰も聞いてない)。ただ単にご飯としてのおコメを生産するだけでなく、お米を加工する産業も有名なのだ。
例えば日本酒や米菓などがある。日本酒に関しては「酒の陣」や「ぽんしゅ館」(後者は実際に行ったので後で触れる)を通じて観光名物として売り出している。
また、米菓は三幸製菓や越後製菓、亀田製菓といった有名企業が多くの種類のせんべいを生産している。酒のつまみの柿の種なんかはほとんどが新潟の企業が生産している。まさに地産地消である。
ここまで書いて新潟ってお米しかないんだなということしか考えられなくなってしまった。なんか悲しい。(チューリップが出てきたのは奇跡。越後丘陵公園が有名でおススメ。)
二十歳になったので……
先ほど書いた通り、「ぽんしゅ館」なるものの説明とそこでのハイライトについて話していく。
ぽんしゅ館のぽんしゅとは、大体予想もついているであろうが日本酒のことである。ここには新潟県で造られている様々な日本酒、地酒を集めている一種のミュージアムになっている。これだけではネットの通販サイトの方が優れているのだが、ぽんしゅ館の強みは他にある。
それは、利き酒ができるコーナーがあるということだ。コーナーに入ってまず500円を払っておちょこと五枚のメダルを受け取る。そして5杯分の試飲権を手に入れ、100種類以上ある日本酒を選んでいくのである。通なら厳選の5杯を選んでいくだろうし、日本酒素人の人でも日本酒入門ができるような感じになっている。
他にはコインを1枚使うことできゅうりを一本食べることができる。このきゅうりにはみそや塩をつけることができるのだが、この塩やみそに対してもこだわりが凄まじいのである。塩だけでも20種類くらいある。やっぱり5枚じゃ足りないね。
さらに、タイミングが良ければ日本酒マイスターのような方が現れて、あまり市場に回っていないようなお酒をお酒に関する話とともに提供してくれるのである。コインは少し多めにかかってしまうが、それを払ってでも飲む価値があるお酒が飲めるのである。
場所は新潟県内の駅ビルの中に入っていることが多い。詳しくはこちらを。
行った感想
自分はあまりお酒に強くないので7割も楽しめていなかったけれども、それでも満足できるほどには面白い場所である。今回は同級生との飲み会の前に行ったので駆け足だったが、ゆっくり見ていくのもまたいいのだろうと思った。見てて特に面白いと思ったのは陶磁器である。おちょこ一つとっても様々なデザインがあってみていて飽きないのである。おちょこ以外にもお皿や徳利なども売っていた。ちょっとほしかったが、持ち帰る際にたぶん割ってしまうと思い、思いとどめた。次は買いたい。
おつまみも多種多様で、それこそ米菓から海鮮類など、充実のラインナップだった。また、日本酒を飲みやすくする「ぽんしゅグリア」なるドライフルーツの入った瓶なども売っていた(なかに日本酒を注いでフルーティな日本酒として楽しむらしい)。
酒については抜かりねぇなという感想が残りました。
次回
もう少しだけ新潟での面白かった場所やおいしかったものについて書こうかなと考えています。せんべいとか。
それでは。