太一のブログ

基本日記を書いていきます。

なんだかんだ一年たった

去年の今頃は20年の節目に立ったことで今までを振り返っていた。

今はこれからのことを考えている。

 

21歳からの人生は何か今までの時間とは考え方が変わってきた。

これまでは一年とか二年上の人がいわゆる「先輩」だった。それが来年からは自分より年上の人がすべて「先輩」になる。

 

「人生の先輩」

 

そんな言葉を漠然と考えていた。

でも、就活の中でOB訪問をすることで実感をもって迫ってきた。

社会から見たら自分なんかただのぺーぺーにしか過ぎない。

まるで赤子同然。

 

 

そんな赤子を雇いたいと思ってくれる企業はあるのだろうか。

コロナウイルスの影響で全く企業の人と会話することがない。生の情報を得ることができないことは怖い。

企業もどんな赤子を選ぶのか、見当をつけるのが難しいだろう。

これで双方納得のいく結果を得られるのだろうか。ネグレクトを起こしかねない。

 

閑話休題

 

この一年で考え方が本当に変わったと思う。

周囲の人、今までの自分。そんなものと比べ、競おうとばかりしてきた。

劣りたくない、見栄を張りたい、少しでも自分を認めてほしい。そんな思いが何かするたびに出てきた。

でも、選ばれないことが当たり前の出来事に直面することが多くなった。

 

その時になってようやく気づいた。

「自分にはいったい何があるのか」

 

人が優れている部分ばかりに目が行き、その土俵で勝負しようと躍起になっていた。

何でもできるわけもないことに気づかないでいた。目をそらしていた。

そうしないと自分に価値がないのではないかという思いに駆られながら。

 

求められているのは「自分」という人間で、ほかの人より優れていることではない。

じゃあ「自分」には何があるのか。それまで一切考えてこなかったことで、重くのしかかっていた。

人の真似ばかりで、自分のことを考えてもそのことばかりが出てきた。

野球をしていたのも身近な人間がやろうとしていたことに流されていただけだった。

自分本位で何か始めたことはないか。振り返る。

 

すると、このブログがでてきた。

このブログは自分の思い純度100%でできている。この一年の支えになっていたと感じている。自分しか感じられない感情であふれている。誰にもない、自分のだけのもの。

 

これまで、人と比べてしまっていたのは、「自分の弱さ・幼さ」が原因だったのだと思う。

そんな赤子でも一年後には「先輩」たちの仲間入りをする。(予定)

振り返りながら、少しでも一歩前へ、自分の弱さと向き合って成長していこう。

 

打倒ネガティブ!そうアグレッシ部! ――KREVA

 

そんなことを思いながら。また一年。